日付: 2026年9月24日(木)
時間: 16:30 -- 18:00
講演者: 塩沢裕一 氏 (同志社大学)
会場: 東京理科大学 野田キャンパス 4号館3階 セミナー室
講演タイトル: Conservativeness of time changed processes and Liouville property for Schrödinger operators
本講演は竹田雅好氏(関西大学)との共同研究に基づく.
\({\cal L}\) を死滅項のないマルコフ生成作用素とし, \(\mu\) を非負測度とする. このとき, シュレディンガー作用素 \(-{\cal L}+\mu\) が Liouville 性をみたすとは, 方程式 \((−{\cal L}+\mu)h = 0\) の有界な解 \(h\) が \(h=0\) に限るときをいう.
本講演では, 測度 \(\mu\) に関する時間変更過程の保存性を経由して, シュレディンガー作用素 \(-{\cal L}+\mu\) が Liouville 性をみたすための判定法を与える. さらに, この応用として, 具体的なシュレディンガー作用素が Liouville 性をみたすための必要十分条件を, ポテンシャルの無限遠方または領域の境界での減衰度によって与える.